- 2023/09/28
- スポーツケア
- バレリーナの距骨(足関節)は特異な関節
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メンテで来院される高校生バレリーナのSさんに実験をさせていただいた。
とあるセミナーで、バレリーナの距骨が前方に歪んでいると思われる関節を本来の位置へ安定させると、つま先立ちがしづらくなったというお話しがありました。
Sさんの距骨も前方変位しているので、異常反応が観察されるかテストしてみた。
例えば足首を捻挫して距骨が前方変位している場合、更に飛び出すような刺激を一時的に加えると、オーリングテストの陽性反応が見られます。
Sさんの距骨に同様の刺激を加えてみましたが、異常としての反応はみられませんでした。膝の過伸展しかり、前方に歪んで見える距骨は戻さないほうが良い。
ということで、距骨は触らず全体のバランスを整えます。