- 2024/07/30
- 日々是好日,若さを保つ
- センテナリアン・元気な100歳を目指して(3)
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NHK「100の世界 センテナリアン 健康長寿」より
健康長寿は環境要因が大きい
デンマークで行われた、同じ遺伝子を待つ双子の研究で、10万組の双子の寿命を生涯に渡って追跡調査しました。上図のグラフはA.B.二人の死亡年齢が近いほど赤い線に近づきます。調査の結果、同じ遺伝子であるにも関わらず寿命には大きな差が生じ、遺伝子25%、環境75%の要因があるという結果になったのです。南デンマーク大学のカール・クリスティアンセン教授によると、遺伝子だけで運命が決まるわけではないということが分かった。つまり誰もが健康長寿を実現できるという可能性があるのです。
ここ数年、エピジェネティクス(社会的環境によって生物学的反応)という言葉を見るようになってきました。健康長寿には生活環境も大きく作用するという事です。