- 2024/07/26
- 肩こり,頭痛,顎関節症
- あごの痛み 顔の歪み 親知らず
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片噛みで不具合発生! (30代 女性 霧島市)
Mさんは親知らずが斜めに生えて痛みを伴うため片噛みをしています。
開口時に左顎関節周辺が痛む他、左首すじがいつも張る。
唾液が出にくく、食べ物を飲み込みづらく、市販の消化薬を服用。
デスクワークの姿勢も
猫背になってパソコンをのぞき込む姿勢は顎関節に影響します。
前頭姿勢は下図のように下顎が筋肉に引っ張られ、顎関節に負担をかける。
Mさんは片噛みや前頭姿勢から痛みのストレスもあって悪循環な生活です。
からだの構造と機能より
咬筋のトリガーポイント(TrP)
片側ばかりで咀嚼をしすぎて咬筋にTrpが発生。
Trpを手技で改善すると周辺の関連痛も和らいできます。
開口しやすくなったので歯科へ受診。
咬筋のTrpと関連痛 トリガーポイントと筋肉連鎖より
TrPは骨格筋に出現する硬結で、その場所を圧すると痛い。TrPの存在する筋肉は柔軟性が減り、筋力を低下させ、神経伝達を混乱させるので周囲の関連痛や運動機能障害を生じる。自覚症状が消えてもTrPは長年にわたって潜伏して、血液循環の悪化がきっかけで活性化する。TrPは以下のような負荷によって筋が微小な損傷を生じた結果で発生します。【繰り返し無理な動作、スポーツ外傷、姿勢や骨格の非対称性動作、長時間の不自然な姿勢など】
抜歯後に再調整して消化器系も良好!
親知らずの抜歯後、しばらくしてから再調整を行い、消化薬も要らなくなりました。
咽頭・喉頭・胸腹部臓器を支配する迷走神経は、頚椎を調整して唾液の分泌と消化活動も活発になりました。